Android Studio Chipmunk | 2021.2.1 の安定版がリリースされたので更新してみました。Android Studio Bumblebee | 2021.1.1 Patch 3 からの更新です。今回も人柱になります(トラブル無いことを祈りつつ)。
リリース情報
2022年5月9日、Android Studio Chipmunk | 2021.2.1の安定版がリリースされました。前回のBumblebeeが2022年1月25日でしたので、約4か月半でのバージョンアップになります。ダウンロードサイトのトップページからダウンロードできるバージョンが置き換わり、Android Studioにも通知が表示されています。
Chipmunkは「シマリス」です。勉強になります。
Android Developers Blogにも記事が公開されています。リリースノートはいつもどおり、まずは英語のみChipmunkの情報が出ています。(5月10日時点)
アップデートしてみる
ではでは早速アップデートしてみます。Android Studio内の通知から、「Update…」をクリックします。
新機能が紹介されています。今回の目玉はComposeのアニメーションプレビューですね。これも後で試してみたいと思います。「Update and Restart」をクリックします。
プラグインも併せて更新されます。プラグイン更新の案内の画面がカッコよくなりました。Kotlinプラグインも2021.2に対応したバージョンになります。「Update」をクリック。
ダウンロードが完了すると再起動を促されるので、「Restart」をクリック。
インストールが進んでいきます。
毎度おなじみ、コンフリクト発生です。Android Studioのアップデートのたびにコンフリクト起きるの、私だけでしょうか?何か悪いことしたかな。。。Solutionを選べと書いてありますが、選択肢がなく選べないのでこのまま「Proceed」をクリックします。
コンフリクトは解消されたのかどうか不明ですが、無事インストールが完了してAndroid Studioが起動しました。「What’s New in Chipmunk」が表示されているので、Chipmunkに更新できていることが分かります。
Help > Aboutでバージョンを確認すると、ちゃんとChipmunkになっていましたが、シマリスのアートワークが表示されないです。アートワークを見るのが更新時の楽しみの一つなのですが・・・まあそのうち表示されるようになることでしょう。
Kotlinプラグインのバージョンも更新されました。
その他のアップデート
Android Studio本体のアップデートが完了すると、いくつか通知が出てきます。私は今のところAndroid StudioでC/C++は使わないので、Clangのアップデートは放置することにします。「Project update recommended」の「upgraded」をクリックします。
AGPが7.1.3から7.2.0にアップグレードできるとのこと。ついでなので適用しておきます。「Begin Update」をクリック。
Upgrade Assistantが開きます。とりあえずデフォルトのまま(Recommended stepsはチェックが入っていなかった)進めてみます。「Run selected steps」をクリック。
build.gradleが更新されました。
さっき無視したRecommended stepsは残ったままになっています。そのうち試してみる・・・かも。
まとめ
Android Studio Chipmunkへの更新は特に問題なく進めることができました。毎回出てくるコンフリクトはちょっとモヤりますが、今のところ動作も問題なさそうです。BumblebeeのときはすぐにPatch1が出て適用にちょっと苦労したのですが、今回はどうなるでしょうか。Compose Animation Previewも試してみたいですが、今週はGoogle I/Oもあるのでまた後日になりそうです。